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やる気があるときに勉強するのは間違い⁉

よく「どうやったら勉強のやる気がでますか」という質問を受けます。確かにやる気はないよりあるに越したことはありませんが、あまり重要視すべきものでもありません。なぜなら、「やる気があるから勉強する」というのは「やる気がなければ勉強しない」ということに繋がるからです。

勉強することは、テストの前日に一夜漬けをするのとは訳が違います。学習は長期的に継続することで成果が出て、受験にも合格できるのです。長期戦を乗り越えるためには習慣化が最も大切です。ずっとやる気に満ちた状態で勉強することはそもそも不可能なことです。

「やる気」「モチベーション」というのは気分に近いものです。気分はその時々で変わります。朝はやる気があったけど、午後から急にやる気を失った、という経験は誰しもあるのではないでしょうか。


ですので、「やる気、モチベーションで乗り切ろうとする」人は、それがかえって逆効果になっていることに、まず気づくことから始めましょう。


では、どうすればよいか考えてみましょう。

①学習しやすい環境を作る

塾や図書館など周りの人も学習している空間だと、自分もやらなければと思う機会が増えます。

②とりあえず、5分だけやる

いきなり2時間、3時間の学習はなかなか気が重いものです。まずは5分、まずは簡単な問題だけ、など自分の気持ちに無理のない範囲で始めてみましょう!

③勉強する時間を決めておく

習慣化するために1番大事なことです。学校で時間割が決まっているように自分でも勉強する時間やスマホの時間・趣味の時間などを決めておくことで時間を効率的に使うことができます。

これらはあくまで一例ですが、試してみましょう。


補足ですが、もちろんやる気があるときに勉強することは素晴らしいです。マリオでいうとスターをとった無敵状態です。どんどん先に進むことでゴールにかなり近づいていきます。




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